• 2025年7月7日

胃カメラ・大腸カメラも健診で!たなか内科クリニックの内視鏡検査が実現する精密検査のメリット

「胃や腸の調子が気になるけど、内視鏡検査はちょっと怖い…」

「できれば一度で胃も大腸も診てもらえたら助かるのに…」

そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。胃がんや大腸がんは、早期に発見すれば治療の選択肢が広がり、完治を目指せる可能性も高まります。しかし、初期には自覚症状がほとんどないため、定期的な検査が非常に重要です。

明石市大久保のたなか内科クリニックでは、皆様が安心して、そして快適に胃カメラ(上部内視鏡検査)や大腸カメラ(下部内視鏡検査)を受けられるよう、様々な工夫を凝らしています。消化器内科の医師が、検査の「苦痛軽減」「高精度な診断」を両立することで、皆様の健康維持を力強くサポートいたします。

たなか内科クリニックへは、明石市大久保周辺にお住まいの方だけでなく、明石市内全域や、加古川市、神戸市西区など周辺地域からも多くの方にご来院いただいております。

JR大久保駅からすぐというアクセスの良さに加え、苦痛を抑えた内視鏡検査や、丁寧な事前説明・アフターフォローを徹底しているため、「安心して検査を受けられる」とご好評いただいております。


なぜ内視鏡検査が重要?早期発見・早期治療のメリット

内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸、そして大腸の粘膜を医師が直接目で見て確認できる、非常に精密な検査です。これにより、画像診断では見つけにくい小さな病変や、粘膜の色調変化なども詳細に観察し、以下のような病気の早期発見に繋がります。

胃カメラ(上部内視鏡検査)で発見できる主な病気

  • 胃がん:早期の胃がんは症状が出にくいため、内視鏡検査で小さな変化も見逃さずに診断できます。早期発見であれば内視鏡での切除で完治が得られるケースも少なくありません。
  • 萎縮性胃炎(慢性胃炎):ピロリ菌感染による胃炎の程度を観察し、必要であれば除菌治療も行います。
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍:潰瘍の有無や出血の有無を詳細に診断し、早期治療につなげます。
  • ポリープ:胃や十二指腸に発生するポリープの種類やサイズを確認し、悪性の可能性を判断します。

大腸カメラ(下部内視鏡検査)で発見できる主な病気

  • 大腸がん:40歳以降に発生率が高まる大腸がんは、早期の段階では自覚症状がほとんどありません。内視鏡検査で粘膜の小さな異常を発見し、早期治療につなげます。
  • 大腸ポリープ:将来、がんに進行する可能性のあるポリープを発見できます。検査中に発見された場合は、その場で日帰り切除が可能な場合もあります。
  • 炎症性腸疾患:潰瘍性大腸炎やクローン病など、慢性的な腸の炎症を引き起こす疾患の診断に役立ちます。

便潜血検査で「陽性」を指摘された方や、大腸がんの家族歴がある方、40歳を超えた方は、症状がなくても大腸カメラを受けることを強くお勧めします。


「苦しくない、怖くない」!たなか内科クリニックの検査への取り組み

内視鏡検査と聞くと「苦しい」「怖い」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。たなか内科クリニックでは、患者様の負担を最小限に抑え、安心して検査を受けていただけるよう、様々な工夫を凝らしています。

「眠ったような状態」での内視鏡検査

当院では、検査時の不快感や恐怖心を軽減するため、ご希望の方に静脈麻酔を行っています(注射で薬を投与します)。「眠った状態での検査」を目標としており、検査中はうとうととリラックスした状態で過ごしていただけます。これにより、嘔吐反射も少なく、身体的・精神的な負担を大きく軽減できます。

鎮静剤使用のメリット

  • 不安や恐怖心・疼痛の軽減:検査に対する心理的負担が軽減され、リラックスして検査を受けられます。検査中の不快感や痛みが軽減されることで、検査もスムーズに行えます。
  • 検査精度の向上:患者さんの筋緊張が抑えられ、体が動かないため、内視鏡の操作がしやすくなります。これによって検査の精度が向上し、ポリープや異常を発見しやすくなる可能性があります。
  • 検査後のストレス軽減:鎮静剤の作用により検査中の記憶が薄れるため、検査そのものへの心理的抵抗感が減ります。これにより次回の検査も受け入れやすくなり、長期的な健康管理に役立ちます。

麻酔の効き具合には個人差がありますが、安全を最優先に血圧や酸素飽和度をモニターで管理し、適切な麻酔量で慎重に行います。万が一に備え、麻酔を打ち消す薬も準備しておりますのでご安心ください。過去に当院で検査を受けられた方は、麻酔薬の投与量を記録していますので、2回目以降の参考とさせていただきます。

鎮静剤をご希望の場合、上記の内視鏡ドック料金に別途3,000円(税込)が必要です。この費用には、安全のための点滴や、検査中・検査後のリカバリーを通しての血圧や酸素飽和度などのモニター管理費も含まれます。

▼YouTube 鎮静剤使用のメリット・デメリット

経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)にも対応

口からの挿入が苦手で「オエッ」となる嘔吐反射が強い方には、細いスコープ(約6mm)を鼻から挿入する経鼻内視鏡がお勧めです。スコープが舌の付け根に触れにくいため、嘔吐反射がほとんど起こりません。検査中に医師と会話も可能ですので、気になることを質問できます。鎮静剤なしでも比較的楽に受けられ、検査後すぐに日常生活に戻りたい方にも適しています。(もちろん、経鼻内視鏡でも鎮静剤を使用することは可能です。)現在では画質も格段に向上しており、高精度な観察が可能です。

※鼻が狭い場合など、カメラが通らない場合は口からの挿入に切り替えることがあります。

大腸ポリープの日帰り切除

検査中に発見された大腸ポリープは、種類やサイズにもよりますが、ほとんどの場合、その場で日帰り切除が可能です。これにより、再来院の手間を省き、がんへの進行を未然に防ぐことができます。

「一度で両方済ませたい」というご要望にお応えし、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けていただくことも可能です。これにより、ご来院の回数や時間、体力的なご負担を大幅に軽減できます。事前診察で詳しいご説明と準備についてお話しさせていただきます。

▼YouTube胃カメラと大腸カメラの同日検査の様子

当院では内視鏡の検査について、多数のYouTube動画をご用意しました。内視鏡の検査に不安がある方はぜひご覧ください。

▼YouTube胃カメラの苦痛の解消につとめています。

▼YouTube 当院の大腸カメラの取り組みについて

YouTube大腸カメラ検査の流れ

YouTube大腸カメラの検査前にご確認ください

YouTube大腸カメラの前日の食事について気をつけること


高精度な診断を実現する細やかな観察と撮影

たなか内科クリニックでは、内視鏡検査中に通常40〜60枚程度の画像を撮影し、消化管の隅々まで丁寧に観察しています。病変が見つかった場合はさらに詳細な画像を撮影し、正確な診断につなげます。例えば、胃カメラでは以下のような重要な部位を綿密にチェックしています。

  • 食道・胃接合部:逆流性食道炎の有無や食道がんの兆候を確認します。
  • 十二指腸 下行脚:肝臓や膵臓からの管の出口付近まで注意深く観察します。
  • 胃 幽門部:胃内容物が十二指腸へ送られる重要な通路であり、狭窄や潰瘍の有無を確認することができます。
  • 胃 体上部・中部・下部、大弯・小弯、穹窿部:カメラを反転させるなど、様々な角度から胃の形状や粘膜の微細な変化、炎症、腫瘍の有無などを徹底的にチェックします。

このように多くの画像を撮影し、多角的に観察することで、小さな病変も見逃さず、より精度の高い診断を提供しています。


内視鏡ドックの費用

たなか内科クリニックの内視鏡ドック(自費診療)の料金は以下の通りです。(すべて税込)

検査内容料金内訳
上部内視鏡 (胃カメラ)16,000円検査:12,000円 + 診断書料4,000円
下部内視鏡 (大腸カメラ)26,000円検査:18,000円 + 診断書料4,000円 + 事前診察料3,000円 + 前処置薬1,000円
上下部内視鏡 (胃+大腸)38,000円検査:30,000円 + 診断書料4,000円 + 事前診察料3,000円 + 前処置薬1,000円

重要事項

・鎮静剤をご希望の場合は、上記料金に別途3,000円(税込)が必要です。

・病理組織検査について:上記料金は、基本的に観察のみで病理組織検査(細胞を採って詳しく調べる検査)を行わない場合の料金です。検査中に医師が必要と判断した場合や、ご希望により病理組織検査を行う場合は、保険診療に切り替えて対応することも可能です(費用は別途発生します)。詳しくは診察時にご相談ください。


検査後の注意点

  • 鎮静剤を使用した場合は、検査終了後30分から1時間程度、院内で安静が必要です。当日はご自身でのお車の運転はできませんので、公共交通機関をご利用いただくか、可能であれば付き添いの方とご来院いただくことを強くお勧めします。
  • 検査後1時間は飲食を控え、医師の指示に従ってください。消化の良いものからお召し上がりください。

検査前に服用を中止すべきお薬について

  • 抗凝固剤・抗血小板薬(血液を固まりにくくする薬):血栓症のリスクを考慮し、原則内服継続のまま検査を行っております。処方医の確認なくご自身の判断で服用を中止しないでください。2種類以上服用されている場合は、当日ポリープが見つかっても観察のみとし、後日改めて切除についてご相談いたします。
  • 糖尿病治療薬:検査前日の食事制限や当日の絶食により低血糖のリスクがあるため、検査当日は服用を中止してください。前日は通常通り継続していただいて構いません。事前診察時に処方内容を確認いたします。

▼YouTube胃カメラ検査前後はこんなことにご注意ください!

▼YouTube 大腸カメラの検査前にご確認ください


▼YouTube大腸カメラの前日の食事について気をつけること


ご予約について

内視鏡ドック(胃カメラ・大腸カメラ)は、自費診療として承っております。

ご自身の健康管理と、がんの早期発見のために、明石市大久保のたなか内科クリニックの内視鏡検査をぜひご検討ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

電話番号:078-935-2636

   

たなか内科クリニック 078-935-1181 ホームページ