• 2026年2月4日

【衝撃】菓子パンで大腸がんリスクが45%増?「超加工食品」と腸内環境の真実

たなか内科クリニック院長の田中敏雄です。

今回は、最近ニュースで話題となっている「菓子パンや加工食品と大腸がんリスク」について、当院の専門的な知見(国立がん研究センターの報告など)を交えてお伝えいたします。

「忙しい朝は菓子パンで済ませている」

「スナック菓子やレトルト食品をよく食べる」

もし心当たりがある方は、ぜひ最後までお読みください。


1.菓子パンで大腸がんリスクが45%増?衝撃のニュースの真意

先日、「市販のパンやお菓子などの『超加工食品』が、若年層の大腸がんリスクを高める可能性がある」という衝撃的な研究結果が報じられました。

米国の研究チームが約3万人の女性看護師を追跡調査したところ、超加工食品を最も多く摂取していたグループは、最も少ないグループに比べて、大腸に「腺腫(ポリープ)」ができるリスクが45%も高かったのです。

この「腺腫(ポリープ)」は、放置するとがん化する恐れがある、いわば「がんの芽」です。


2.なぜ「超加工食品」が腸に悪いのか?

超加工食品(菓子パン、スナック菓子、カップ麺など)がリスクを高める理由として、「腸内環境(腸内フローラ)の悪化」が指摘されています。

添加物や質の低い成分が、腸内の「悪玉菌」を増やし、慢性的な炎症を引き起こすことで、ポリープやがんができやすい環境を作ってしまうと考えられています。

実はこの話、海外だけの問題ではありません。

当院のブログでも以前ご紹介しましたが、日本の国立がん研究センターからも、「日本人の大腸がんの約半数は、特定の腸内細菌が作り出す毒素によって引き起こされている可能性がある」という報告が出ています。
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特に50歳未満の若い世代では、この腸内細菌による影響が強く見られるというデータもあり、若い頃からの食生活の積み重ねが、将来のリスクに直結しているのです。


2.「がんの芽」を摘むために、私たちができること

このニュースは怖いものですが、同時に希望もあります。記事の中で医師が述べている通り、これは「修正可能なリスク」だからです。

1.食生活で「腸」を守る

まずは、腸内環境を荒らす超加工食品を減らし、腸が喜ぶ食事を心がけましょう。

  • 控えるもの: 菓子パン、スナック菓子、加工肉(ハム・ソーセージ)、甘い清涼飲料水
  • 摂りたいもの: 食物繊維(野菜・海藻)、発酵食品(ヨーグルト・納豆)、オリゴ糖

2.内視鏡検査で「がんの芽」を摘む

食生活の改善はもちろん大切ですが、一度できてしまったポリープを食事だけで消すことはできません。

そこで重要なのが「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)」です。

今回のニュースでも焦点となった「ポリープ(腺腫)」は、大腸カメラで見つけて切除してしまえば、将来の大腸がんを未然に防ぐ(予防する)ことができます。


「まだ若いから」は禁物。JR大久保駅前の当院へご相談ください

「大腸がんは高齢者の病気」というイメージがあるかもしれませんが、食生活の欧米化に伴い、若年層のリスクも増加傾向にあります。

特に以下に当てはまる方は、一度ご相談ください。

  • 菓子パンやインスタント食品をよく食べる
  • 便秘や下痢を繰り返している(腸内環境乱れのサイン)
  • 40歳を過ぎて一度も大腸カメラを受けたことがない

たなか内科クリニックでは、鎮静剤を使って眠っている間に終わる「苦痛の少ない大腸カメラ」を行っています。ポリープが見つかれば、その場で日帰り切除も可能です。

「食事を変える」ことと「検査を受ける」こと。

この2つで、あなたの大切な未来と腸の健康を守りましょう。

※菓子パンやインスタント食品は手軽で便利な点も多いです。全く中止する必要は無いと思いますが、バランスの良い食生活を心がけることは大切と思っています。

しかし腸の不調を感じる方は一度検査を検討してみても良いかもしれません。

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