- 2025年2月28日
- 2025年3月24日
便の色変化で見える体調の変化に注意を払おう
便の色の変化でわかる体のサイン

私たちの体は、健康状態をさまざまな形で知らせてくれます。その中でも「便の色」はとても重要なサインの一つです。便の色がいつもと違うと感じたら、何かしらの体調の変化が起きている可能性があります。このブログでは、便の色が示す体の状態や、どんな時に病院を受診すべきかを詳しく説明します。
便の色と体の状態の関係
便の色は食べたものや体の内部環境によって変化します。一般的に健康な便は茶色ですが、食事の内容や体調の変化によって緑っぽくなったり、黄色っぽくなったりすることもあります。特に、黒や赤、白っぽい便が続く場合は、消化器系の異常を示している可能性があるため注意が必要です。
便の色ごとに気をつけるポイント

- 黒い便:消化器官のどこかで出血している可能性があります。
- 赤い便:痔や大腸の異常が原因となることが多く、医師の診察が必要です。
- 白っぽい便:胆汁がうまく分泌されていない可能性があり、胆管や肝臓の異常が考えられます。
- 緑色の便:腸の動きが速すぎる場合や、特定の食品の影響で見られることがあります。
- 黄色い便:脂肪の消化が十分でない時に起こりやすく、膵臓の働きが関係していることがあります。
便の色の変化に気をつけるべき理由
便の色は、消化器の健康状態を知るための重要な指標です。通常の便の色は黄褐色から茶色で、これは胆汁の成分であるビリルビンが腸内で変化することで生まれます。便の色が一時的に変わることはよくありますが、それが長期間続く場合は何かしらの病気が潜んでいる可能性があります。
特に、黒色便は胃や腸の内部で出血が起きているサインであり、大腸がんや胃潰瘍の可能性を示唆します。赤色便は出血が肛門付近で起きている場合が多く、痔やポリープの存在が考えられます。白色便は胆汁の流れが滞っている可能性があり、胆管閉塞や肝機能障害のリスクがあります。黄色便は脂肪の消化吸収がうまくいっていない場合に見られ、膵臓の機能低下が影響していることが多いです。
内視鏡検査の重要性
便の色が異常な状態が続く場合、内視鏡検査を受けることが推奨されます。胃カメラ検査では、食道、胃、十二指腸の状態を詳しく観察することができます。胃潰瘍や胃がんの早期発見に有効であり、症状がなくても定期的に受診することが推奨されます。
大腸カメラ検査の必要性

- 大腸の病気を見つけるための重要な検査
- 大腸ポリープやがんの早期発見につながる
- 必要に応じてその場でポリープを除去可能
- 便潜血検査で異常が見つかった場合は必ず受診すべき
便の変化をチェックする方法
日々の便の観察は、健康管理の一環として非常に大切です。便の色、形、においなどをチェックし、いつもと違う変化が続く場合は記録をつけることが役立ちます。
簡単にできる便のチェックポイント
- 便の色が変わったらすぐにメモする
- 1週間ほど変化を観察し、異常があれば医師に相談
- 食事の内容と便の変化を関連づけて記録する
- 健康診断時に便の状態を医師に報告する
便の色と食べ物の関係
食べたものが便の色に影響を与えることもあります。ビーツやブルーベリーを食べると便が赤みがかることがあり、鉄分の多い食品を摂取すると黒っぽくなることがあります。食物繊維が不足すると便が硬くなり、逆に脂っこい食事が多いと便が黄色っぽくなることがあります。
健康な便を維持するための食事
- バランスの取れた食事を意識する
- 食物繊維をしっかり摂ると腸の働きを整えられる
- 水分を適量摂取することで便の硬さを調整できる
- 発酵食品を取り入れると腸内環境の改善に役立つ
便の色は健康状態を知るための重要な手がかりです。便の色の変化が続く場合は、医療機関を受診し、早期の検査を受けることが大切です。特に黒色便や赤色便、白色便が続く場合は、消化器系の病気が隠れている可能性があるため注意が必要です。
また、日々の食生活の改善も便の健康に大きく影響します。食物繊維や水分を適切に摂取し、バランスの取れた食事を心がけることで、腸の調子を整えることができます。定期的な健康診断や内視鏡検査を受けることで、病気の早期発見につなげることができるため、積極的に健康管理を行いましょう。
※最近ではトイレ事情からも、便の状態を観察する機会は減ったと思います。
しかし、最低でも以下の場合は便のチェックが望ましいと思います。
- 胃の調子が悪い場合→便が黒くないか確認する。
- 便秘や下痢を起こしている→出血を伴っていないか確認する。
上記の場合は、最低でも貧血がないか血液検査を受けることをおすすめします。