- 2026年3月5日
【衝撃】「甘い飲み物」が大腸がんのリスクを2倍にする?ハーバード大の研究で判明

こんにちは。
明石市大久保のたなか内科クリニックです。
皆さんは普段、何を飲んでいますか?
仕事中の甘いコーヒー、お風呂上がりの炭酸ジュース、健康のために良かれと思って飲んでいる加糖のフルーツジュース…。
実は先日、ハーバード大学の研究チームから、私たちの食生活に警鐘を鳴らす衝撃的なデータが発表されました。
今日は、身近な「甘い飲み物」と「大腸がん」の意外な関係についてお話しします。
1日2本以上のジュースで、大腸がんリスクが「2倍」に

学術誌『Gut』に掲載された研究によると、約9万6000人の女性を対象に調査を行った結果、以下のことが判明しました。
- 1日に甘いドリンクを2本以上飲む人は、週に1本以下の人に比べて、50歳までに大腸がんを発症するリスクが「2倍」になる。
- 13歳〜18歳の成長期に1日1本程度(約237ml)飲んでいた場合でも、リスクは「32%」高くなる。
ここで言う「甘いドリンク」とは、コーラなどの炭酸飲料だけでなく、加糖のアイスティーやフルーツ系ジュースなども含まれます。
なぜ「飲み物」が危険なのか?

「甘いお菓子より、飲み物の方がカロリーは低いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、研究を行ったハーバード大学の博士は、「液体のカロリーは満足感が低い」ことを指摘しています。
甘い飲み物は、同じカロリーの固形食(食事)に比べて満腹感を得にくいため、結果的に食べ過ぎてしまいます。それが肥満やインスリン抵抗性、2型糖尿病などを引き起こし、巡り巡って「大腸がん」のリスクを高める要因になるのです。
リスクを下げるための「3つの習慣」

では、私たちはどうすれば良いのでしょうか?
記事では、リスクを減らすための具体的なアクションも紹介されています。
1.飲み物を変える
甘いジュースを、水、牛乳、無糖のコーヒーやお茶に置き換えましょう。これだけでリスクを大幅に減らすことができます。
2.「繊維質」を摂る
全粒穀物、豆類、野菜などに含まれる食物繊維は、がんの原因となる突然変異から腸を守ってくれます。加工肉(ハム・ソーセージ)や赤身肉を減らし、繊維質な食事を意識しましょう。
3.運動を取り入れる
週に150分程度のエクササイズを目標に、体を動かすことも大切です。
「便秘」や「出血」は身体からのサイン

今回の記事でもう一つ注目したいのが、「原因不明の便秘」や「直腸出血」が大腸がんの兆候である可能性があるという点です。
近年、欧米だけでなく日本でも、食の欧米化に伴い「若年性大腸がん(50歳未満での発症)」が増加傾向にあります。
「まだ若いから大丈夫」
「甘いものが好きだけど、太っていないから平気」
という油断は禁物です。
早期発見には「大腸カメラ」しかありません

食生活を見直すことは、予防の第一歩です。
しかし、もっと確実なのは「定期的な検査」を受けることです。
大腸がんは、早期であれば内視鏡でポリープを切除するだけで完治が見込める病気です。しかし、自覚症状が出た時には進行していることも少なくありません。
- 甘い炭酸飲料をよく飲む
- 家族に大腸がんの人がいる
- 最近、便秘や下痢を繰り返している
これらに当てはまる方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。
生活習慣の見直しとともに、大腸カメラ検査で「安心」を手に入れましょう。