• 2026年4月2日

【消化器内科医監修】胃がん・大腸がんに気づいたきっかけは?40代から知るべき初期症状とサイン

こんにちは。
明石市のJR大久保駅北口すぐにある「たなか内科クリニック」です。

40代を迎え、仕事もプライベートも充実し、日々忙しく過ごされている方は多いと思います。しかしこの年代は、体の変化が少しずつ現れ始め、「がん」のリスクが急激に高まる時期でもあります。

「まだ若いし、特に痛いところもないから大丈夫」
「健康診断の便潜血検査で異常がなかったから平気」

そう思ってはいませんか?
実は、日本人が最も多く罹患する「大腸がん」も、3番目に多い「胃がん」も、早期の段階では自覚症状がほとんどありません。

今回は、多くの患者様ががんに「気づいたきっかけ」や、見逃してはいけない初期症状のサイン、そして症状がない元気なうちにこそ受けていただきたい内視鏡検査の重要性についてお伝えします。

■ 40代から急増!胃がん・大腸がんの原因とリスク

大腸がんの死亡率は40歳を過ぎたあたりから、胃がんの死亡率は50歳代から急激に上昇します。それぞれのがんには、以下のようなリスク要因が潜んでいます。

・大腸がんのリスク要因

食生活の欧米化(脂肪分の多い食事や加工肉の摂りすぎ)、運動不足、肥満、喫煙、過度な飲酒などが挙げられます。また、家族に大腸がんの経験者がいる場合はもちろん、乳がんと大腸がんは関連があると言われており、家族に乳がんが多い方も大腸がんを気にかける必要があります。

・胃がんのリスク要因

最大の原因は、乳幼児期に感染する「ピロリ菌」による慢性的な胃の炎症(萎縮性胃炎)です。注意していただきたいのは、「ピロリ菌の除菌に成功した方」や「ピロリ菌がいない方」でも、胃がんになるリスクはゼロではないという点です。

がんに「気づいたきっかけ」と見逃してはいけないサイン

早期発見できた方の多くは「症状がないうちに受けた検診や人間ドック」がきっかけです。一方で、以下のような症状がきっかけで受診したときには、すでにがんが進行しているケースが少なくありません。

・大腸がんを疑うべきサイン

便に血が混じる、便が細くなる、便秘と下痢を繰り返す、お腹の張りなどの症状が現れます。
特に注意が必要なのが「血便」と「貧血」です。肛門からの出血を「いつもの痔だろう」と自己判断してしまう方がいますが、大腸の奥からの出血である可能性もあります。また、生理などの要因がない「男性の貧血」は、胃や大腸からの見えない出血(がんや潰瘍)を強く疑うサインとなります。

・胃がんを疑うべきサイン

初期は無症状ですが、進行するとみぞおちの痛み、胃もたれ、胸やけ、食欲不振、体重減少などが起こります。また、胃からの出血が消化されて便に混ざることで、海苔のように真っ黒な便(黒色便)が出ることもあります。

「検便」や「バリウム」だけでは不十分な理由

大腸がん検診として一般的な「便潜血検査(検便)」は手軽で有効な検査ですが、微小な病変や、大腸の奥深く(盲腸など)からの出血は検出されにくく、進行がんがあっても約30%は陰性になってしまう「偽陰性」の落とし穴があります。
また、胃がん検診の「バリウム検査」も、小さな病変の発見には限界があります。
本当にがんを早期発見し、命を守るためには、直接粘膜を観察できる「胃カメラ」「大腸カメラ」といった内視鏡検査が最も確実な手段です。

「苦しい」「痛い」は過去の話。最新の内視鏡検査とは

「胃カメラや大腸カメラはつらい」というイメージで検査を先延ばしにしている方は多いかもしれません。しかし、現在の内視鏡検査は技術が大きく進歩しており、苦痛を最小限に抑えることが可能です。

ウトウトしている間に終わる鎮静剤の使用

当院では、点滴による鎮静剤を使用し、ウトウトとリラックスした状態で検査を受けていただけます。吐き気や痛みをほとんど感じることなく検査を終えることができます。また、胃カメラでは吐き気の少ない鼻からのアプローチ(経鼻内視鏡)も選択可能です。

大腸ポリープはその場で切除(日帰り手術)

大腸カメラの最大のメリットは、がんになる前の「ポリープ」を発見し、その場で切除できることです。これにより、将来の大腸がんを未然に防ぐことができます。腸の粘膜には痛みを感じる神経がないため、切除時に痛みはありません。

日本の内視鏡技術は世界トップクラス

微細な血管を際立たせる画像処理技術(NBI・BLI)や、早期がんをお腹を切らずに内視鏡の先から少しずつ剥がし取る治療法(ESD)など、日本の内視鏡技術は世界トップクラスです。この素晴らしい医療技術を、身近なクリニックで手軽に受けられる環境をぜひ活用してください。

精度の高い内視鏡検査なら「たなか内科クリニック」へ

内視鏡検査は、医師の技術や経験によって病変の発見率が大きく左右されます。

大きな病院は安心感がある半面、予約が取りづらいというデメリットがあります。当院はJR大久保駅北口すぐというアクセスの良さがあり、内視鏡検査を受けるうえで検査後のご帰宅もしやすい体制を整えています。

40代は、ご自身だけでなく、ご家族にとっても代えがたい大切な時期です。

「症状がないから大丈夫」「忙しいからまた今度」と後回しにせず、まずは一度、たなか内科クリニックへお気軽にご相談ください。WEBやLINE、お電話でのご予約も承っております。

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