• 2026年4月2日

胸やけやのどの違和感、もしかして「逆流性食道炎」かも?症状と生活習慣の見直しポイント

こんにちは。
明石市・JR大久保駅すぐの、たなか内科クリニックです。
最近、胸やけがしたり、のどや口の中が酸っぱく感じたりすることはありませんか?それはもしかすると「逆流性食道炎」のサインかもしれません。
今回は、逆流性食道炎の代表的な症状や、お薬による治療の注意点、そして今日からできる生活習慣の改善ポイントについて詳しくご紹介します。

■逆流性食道炎ってどんな病気?

逆流性食道炎とは、胃酸が食道に逆流することによって、食道の粘膜がただれたり炎症を起こしたりする病気です。

本来、胃と食道のつなぎ目は筋肉によって閉じられていますが、加齢や食生活の乱れによってこの筋肉が緩むと、強い酸性の胃酸が逆流しやすくなってしまいます。

■気をつけたい代表的な症状

代表的な症状としては、以下の2つが挙げられます。

・胸やけ(みぞおちから胸のあたりが焼けるように熱く感じる)
・呑酸(どんさん:のどの辺りや口の中が酸っぱい、胃の中身が逆流する感じがする)

また、一見すると別の不調に思える以下の症状も、実は逆流性食道炎が隠れているサインの可能性があります。

・お腹の張り、胃もたれ(重苦しい)、胃の痛み
・のどの違和感(イガイガ感、ヒリヒリなど)、よく咳き込む
・頻繁にげっぷが出る

「長引く咳やのどの痛みが、実は風邪ではなく胃酸の逆流が原因だった」というケースは、医療の現場でも非常によく見られます。

■治療の鉄則!お薬は「自己判断でやめない」こと

病院で胃酸の分泌を抑えるお薬などを処方してもらい、症状が良くなってくると「もう治ったかな?」と勝手に飲むのをやめてしまう方がいらっしゃいます。

しかし、これは絶対に避けましょう。逆流性食道炎は、一度よくなっても非常に再発しやすい病気です。医師への相談なしにご自身の判断で服用をやめず、しっかりと治しきることが健康への第一歩です。

■胃酸の逆流を防ぐ!生活習慣の改善ポイント

お薬の治療とあわせて、日常生活の注意点を見直すことも重要です。今日から以下のポイントを意識してみましょう。

【食事のポイント】

・一度にたくさん食べすぎない(腹八分目を心がける)
・寝る直前に食事をしない(食後2〜3時間は起きているのが理想です)
・胃酸を増やしやすい食品(脂肪分の多い食事、アルコール類、甘いもの、炭酸飲料、辛いもの、コーヒーなど)を控える

【生活のポイント】

・お腹を締め付けるような、腹部を圧迫する衣類を避ける
・寝るときには、クッションなどを使って少し上半身を高くする
・肥満気味の場合は、適正体重を目指して減量する
・お酒を控え、禁煙を心がける

■胃カメラ検査で正確な診断を

胸やけや呑酸など、少しでも思い当たる症状がある方は、無理をして我慢せず早めに医療機関を受診しましょう。

当クリニックでは、食道の粘膜が実際にどの程度炎症を起こしているかを直接確認し、正確な診断を行うために胃カメラ(上部内視鏡検査)を実施しております。

「胃カメラは苦しい」というイメージをお持ちの方もご安心ください。当院では、鎮静剤を用いてウトウトしている間に終わる検査や、嘔吐反射が少ない鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡)をお選びいただけます。

症状にお悩みの方は、一人で抱え込まず、ぜひ当クリニックへお気軽にご相談ください。

※逆流性食道炎は、再発を繰り返す病気でもあります。胃カメラにて悪性の病気が無いことが確認されていれば、お薬での調整を行います。

通常は1-2か月内服を行った後に中止するか、症状のある時のみ内服するかを決めることが多いです。その判断には症状・年齢・性別・体格・基礎疾患など様々な要素を踏まえた上で決定しますが、すぐに再発する場合は長期間内服を行う場合もあります。

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