- 2025年2月17日
- 2025年2月18日
土曜日に行う大腸カメラについて

仕事が土日休みの方も多く、以前よりお問い合わせをいただいておりました。
当院の場合、診療時間の関係上、検査開始は11:30となりますが、2月22日(土)から土曜日は1例のみ検査を行う方針といたしました。まだ開始したばかりでございますので、今後皆様のご意見を参考にしながら変更してまいりますが、以下のような注意点がございます。
土曜日に大腸カメラを受ける際の注意点
前処置のスケジュール
通常、大腸カメラは午後に行いますが、土曜日は午前の検査となります。そのため、以下のような対応が必要となります。
- 午前6時より、前処置用の下剤(1800ml〜2000ml)を服用してください。
- 5〜10回程度の排便を行った後、11時までにご来院いただきますようお願いいたします。
- 便秘傾向のある方は、3日前より排便管理を徹底し、当日の朝に前処置用の下剤を服用してください。
ポリープ切除時のリスク
- 検査時にポリープを切除した場合、一定の確率で合併症(主に出血)が発生する可能性がございます。
- 土曜日の場合、翌日が休日となるため、合併症が発生した場合には連携医療機関を受診していただくことになります。
- 翌営業日までお待ちいただける場合は、当院にて対応させていただきます。
緊急時の対応
- 緊急時に他院を受診する可能性がございますので、検査後にポリープを切除した箇所について詳しくご説明いたします。
- 他院での診療がスムーズに進むように、切除箇所を明確にしておくことで、検査時間の短縮が可能となります。
※これまで病院勤務時に他院からの紹介を受けることもございましたが、場所や個数が不明な状況で緊急の内視鏡検査を行う場合、時間がかかり、ご本人の負担も大きくなっておりました。
一方で、場所が特定されている場合には、その部分のみ重点的に調べることが可能となり、検査時間の短縮につながりました。