• 2026年1月6日

【便の色チェック】緑色の便やコロコロ便が出る原因は?ストレスや食事、病気の可能性を解説

トイレでお尻を拭いたとき、便が「緑色」で驚いたことはありませんか?

あるいは、毎日ウサギのフンのような「コロコロした硬い便」しか出ず、お腹が張って苦しい…とお悩みではないでしょうか。

便は、あなたの腸内環境を映し出す「健康のバロメーター」です。

今回は、なぜ便が緑色になったり、コロコロと硬くなったりするのか、その意外な原因と隠れた病気の可能性についてお伝えいたします。


1.なぜ「緑色」の便が出るの?原因は「胆汁」の変化

野菜を大量に食べたわけでもないのに緑色の便が出ると、「何か悪い病気?」と不安になりますよね。

実はこの色の正体は、消化液である「胆汁(たんじゅう)」です。

通常、胆汁に含まれる色素(ビリルビン)は黄色っぽい色をしており、腸を通る過程で酸化して「茶色(いつもの便の色)」へと変化し、排泄されます。しかし、何らかの原因で腸の働きに異常が起きると、茶色に変わる前に緑色のまま出てきてしまうのです。

緑色の便が出る主な3つの理由

1.暴飲暴食・脂っこい食事

焼肉や揚げ物などを食べ過ぎると、脂肪を分解するために胆汁が大量に分泌されます。量がおおすぎて腸での再吸収や変色が追いつかず、緑色のまま出てくることがあります。

2.下痢・腸炎

食あたりや風邪などで腸の動きが速すぎると、胆汁が茶色に変化する時間がないまま、水っぽい緑色の便として排出されます。

3.ストレス・腸内環境の悪化

ストレスで自律神経が乱れたり、悪玉菌が増えたりすると、腸の働きが不安定になり変色がうまくいかないことがあります。

対策

多くの場合は、消化の良いものを食べて数日様子を見れば、自然と元の色に戻ります。


2.カチカチの「コロコロ便」はストレスのサイン?

ウサギのフンのような、硬くて丸い便。

これは、便が腸の中に長時間留まり、「水分が過剰に吸収されてしまった」状態です。

健康な便はバナナのような水分を含んだ状態ですが、腸の動きが悪いと、どんどん水分が奪われてカチカチになります。特に注意したいのが「ストレス」との関係です。

ストレスによる「痙攣性(けいれんせい)便秘」

ストレスを感じて自律神経が乱れると、腸が緊張してピクピクと痙攣したようになり、便をスムーズに運べなくなります。

  • 便意はあるのに少ししか出ない
  • 食後は下痢、普段はコロコロ便
  • お腹が張って苦しい

これらが当てはまる場合、過敏性腸症候群(IBS)の可能性があります。


3.今日からできる!便通改善の3つのポイント

緑色の便やコロコロ便が続くときは、腸が「お疲れモード」のサインです。薬に頼る前に、まずは以下の生活習慣を見直してみましょう。

「水溶性」食物繊維を摂る

コロコロ便の方には、便を柔らかくする「水溶性食物繊維」がおすすめです。

  • おすすめ(水溶性): 海藻(わかめ、昆布)、果物(キウイ、リンゴ)、納豆、オクラなど
  • 注意(不溶性): 根菜や玄米などの「不溶性食物繊維」は、摂りすぎると便のカサが増しすぎて、コロコロ便が悪化することがあるのでバランス良く摂りましょう。

水分補給は「水」で!

コーヒーやアルコールには「利尿作用」があり、飲んだ以上に水分を尿として出してしまうため、かえって便が硬くなる原因になります。お水や白湯、麦茶などでこまめに水分を補いましょう。朝起きてすぐのコップ1杯の水も効果的です。

リラックスする時間を持つ

ストレスは腸の大敵です。ぬるめのお風呂に浸かる、軽い運動をするなど、副交感神経を優位にして腸の緊張をほぐしてあげましょう。


4.この色は要注意!病院へ行くべきサイン

緑色やコロコロ便の多くは生活改善で良くなりますが、以下の色は「重大な病気」のサインである可能性が高いため、すぐに消化器内科を受診してください。

  • 黒色便(タール便): 胃潰瘍や胃がんなどからの出血の疑い。
  • 赤色便(鮮血便): 大腸がんやポリープ、痔からの出血の疑い。
  • 白色便(クリーム色): 肝臓や胆管のトラブルの疑い。

まとめ

便の色や形は、毎日届く体からのメッセージです。

「脂っこいものを食べすぎたかな?」「最近ストレスが溜まっているかな?」と振り返るきっかけにしてください。

もし、生活習慣を見直しても「コロコロ便が治らない」「便の色がおかしいまま戻らない」「腹痛がある」といった場合は、お早めにクリニックへご相談ください。

  • 便がコロコロになる原因として最も多い事は水分不足に伴う便秘となります。

食事・生活環境の改善、適度な運動での調整が第一となりますが、以前は通常の排便であったが最近便秘気味になっている場合等は、大腸癌の否定のためにも一度大腸検査を推奨いたします。

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